ベルガモットの香り付けした紅茶なのに、何で「アールグレイ」って呼ぶの?

Tea, 歴史, フレーバーティー
Pocket
LINEで送る

アールグレイはベルガモットの香り付けをした、フレーバードティーの一種です。先日「お茶の分類」をご紹介したので、ご理解いただけたと思います。

でも、ちょっと待って!

フレーバードティーということは分かった。でも、ベルガモットの香りづけをしたのなら、「ベルガモットティー」とか「ベルガモット紅茶」と呼ばれても良いのでは?何で「アールグレイ」と呼ばれるのだろう?

アールグレイ歴史5

フレーバードティーは、その店舗ごとに呼ばれ方も違う。例えば、りんごの香りづけをしたフレーバードティーだったら「アップルティー」とか「津軽」(緑茶ベース)という名前(商品名)が多い。その香りにちなんだ名前がほとんど。

でも、ベルガモットの香りづけをしたお茶は、一様に「アールグレイ」だ。何かあるに違いない。ご紹介します。

アールグレイに歴史あり!

アールグレイ歴史1

実は、世界初の着香紅茶・フレーバーが、アールグレイなんです。アールグレイは、イギリスで生まれた世界で初めてのフレーバードティーです。でも、アールグレイを作ろうと思って作ったわけではありません。

中国からある種のお茶の葉が、イギリスに渡りました。そのお茶は、ライチのような香りがしてイギリスで大人気に。イギリス人はこのお茶と同じ味のお茶を作りたかったのです。

でも、当時ライチのような香りのものがよく分からなかったのです。そこで、ライチのような香りの代わりに、柑橘系のベルガモットを使ったのです。それが1800年代の頃。

 

 

アールグレイの名前の由来は?

アールグレイ歴史3

中国のライチの香りに似たような、ベルガモットの紅茶が出来上がったのが1800年代。

当時のイギリスの外相が「グレイ伯爵」でした。その名をとって「アールグレイ」と命名されました。ちなみにアールは「伯爵」の意味だそうです。それ以来、皆に好かれるアールグレイが世界中に広がっていきました。

これが世界初のフレーバードティ(着香紅茶・センテンド)アールグレイの誕生です。

 

 

どの店舗でもアールグレイ!

アールグレイ歴史4

ベルガモットの香りづけをしたフレーバードティーを、ほとんどの店舗は「アールグレイ」と名付けております。

通常、フレーバードティーは各店舗ごとに自由に命名しているようです。例えば、木いちごの香りづけは「フランボワーズ」。白桃の香りづけは「白桃」。コーヒー&キャラメルの香りづけをした紅茶を「キャラメルマキアート」などと、命名しています。

でも、ベルガモットの香りづけをした紅茶は、一様に「アールグレイ」となっております。アレンジしたとしても、「アールグレイ・ダージリン」「ブレックファースト・アールグレイ」など、「アールグレイ」という言葉を入れております。

さすが歴史ある「アールグレイ」は、皆一律にアールグレイなんですね。だからこそ「アールグレイ独り歩き現象」が広がったと言えるでしょう。私はそう考えます。

 

いかがでしたか?「アールグレイ」の疑問が解決したでしょうか?
歴史も含めて、お茶はやっぱり奥が深くて面白いですね。

Pocket
LINEで送る

One thought on “ベルガモットの香り付けした紅茶なのに、何で「アールグレイ」って呼ぶの?

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は読めませんので、ブロック対象となります。ご注意ください。