紅茶と緑茶の成分の違いは、製造過程が違うから!

Tea, お茶の効能
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お茶には、カテキン、カフェイン、ビタミン類、アミノ酸類、フッ素などの成分があります。でも、紅茶と緑茶の効能や成分は、全く一緒なのだろうか。また烏龍茶や高級な白茶も成分は一緒なのだろうか。

お茶の成分は近年科学的に実証されてきた。今現在はっきりしていることは、紅茶や緑茶、烏龍茶、白茶などの成分の違いは分かっているようです。でも紅茶は紅茶でも、ダージリン、アッサム、セイロンなど種類ごとの細かい成分や効能は、はっきりと分かっていない。

お茶の成分を学ぼう8

では、紅茶や緑茶の効能、烏龍茶や白茶などの効能や成分の違いは、何が違うのか?
これはカテキン含有量が全く違います。同じお茶の葉っぱなのに、どうして異なるのか?ご紹介します。

発酵度・製法過程が違うから!

お茶の葉っぱは摘み取られてから、葉っぱを揉んだり発酵・乾燥させる工程があります。(参照記事:お茶の製法

製造過程の最後に発酵させ、乾燥させて仕上げます。この時の発酵度合いによって、カテキン含有量に違いが生じてきます。お茶の製法の際の発行の度合いは、以前もご紹介しました。(参照:お茶の製法の違いって?)発酵度を表にしたのが、下記の表です。

お茶製法違い4

緑茶は発酵度が一番低いです。むしろ発酵を止めたものが緑茶になります。白茶はゆっくり弱めに発酵させます。烏龍茶(青茶)は半発酵茶です。紅茶は完全に発酵させたお茶になります。ちなみに黒茶は?黒茶は長時間熟成発酵させております。

一般的にはこのようにお茶は発酵させて仕上げております。この発酵度合いによって、カテキンの量が決まってくるのです。

 

 

カテキンが一番多いのは緑茶!

紅茶と緑茶の成分の違い3

カテキンの量が多く含まれているのは、発酵を止めている緑茶なんです。

ということは、摘み取った元々の葉っぱに多くのカテキンが含まれているということです。より発酵させることにより、カテキンの量が少なくなる。発酵度合いが上がるほど、カテキンの量が減っていくというわけです。

お茶全体で考えると、緑茶にたくさんのカテキンが含まれています。次に多く含まれているのが白茶、次が黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の順にカテキン含有量が少なくなっていきます。

ちなみにハーブティーは、このお話とはまた別物になります。ハーブティーは花などの植物からできております。お茶の樹から仕上げているわけではありません。緑茶から~黒茶は、お茶の樹から摘み取った葉っぱを使っております。

 

 

紅茶のカテキンは他の成分に変わる!

紅茶と緑茶の成分の違い2

では、単純に発酵させるとカテキンが消えていくのか?

実は、カテキンが違う成分に変化してしまうんです。紅茶の場合、カテキンの酵素(酸化)反応によって、「テアフラビン」「テアルビジン」などのカテキン重合物に変化します。変化した成分らは、「紅茶フラボノイド」「紅茶ポリフェノール」などと呼ばれています。

これは紅茶の例でしたが、例えば烏龍茶だと「ウーロン茶重合ポリフェノール」が含まれております。恐らくこれは、カテキンが化学反応して違う成分に変化したのでしょう。

 

 

緑茶には含まれていない紅茶の成分

紅茶と緑茶の成分の違い1

そして、この「テアフラビン類」は緑茶には全く含まれておりません。カテキンに含まれるポリフェノールの量が多いのも紅茶の方です。この「テアフラビン」は紅茶の水色(すいしょく)・赤褐色の色を生成します。独特な香りの成分も作られます。またテアフラビン類とポリフェノール量のバランスにより、ミクルティー向きかそうではないかが決まるとされております。奥が深いですね。

緑茶は「テアフラビン類」が含まれておりませんが、純粋なカテキンは紅茶の10倍ほどもあります。純粋なカテキン効果の為にお茶を飲むなら、緑茶をおススメします。カテキン以外の成分は、緑茶も紅茶もほぼ一緒なんですよ。

いかがでしたか?
全ては、お茶の製法の違いによるのもなんですね。

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One thought on “紅茶と緑茶の成分の違いは、製造過程が違うから!

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