
寒い日でも、茶器をしっかり温める方法。
- 寒い日は、温かいお茶が恋しくなります。
- 茶器をしっかり温めてから、抽出したいものです。
- 温め方が足りないと、直ぐにお茶も冷めてしまいます。
抽出前に、急須やティーポットやカップを温めることも、美味しいお茶つくりのポイントです。
茶器を温めるためには、お湯を茶器に注ぎ、温まるまで待つだけです。
お湯を入れるだけの、とても簡単な茶器の温め方。
しかし、本当に寒い日や朝一番は、この簡単な温め方では不十分な場合があることが分かりました。
茶器をしっかり温めることが、美味しいお茶の抽出の第一歩。しっかりと温めておきたいものです。
■なぜ、直ぐに冷める?
通常、紅茶やお茶を淹れる前に、茶器を温めます。
- 熱めのお湯を、ティーポットやカップに注ぎます。
- ある程度温まってから、お茶の抽出を始めます。
- 基本はこの方法で、最後まで温かくいただけます。
しかし、寒い冬や本当に冷え切っているときは、この方法が通用しない場合があります。
自分ではしっかり温めたつもりなのに、なぜ?
特に寒い日は、少しでも時間が経つと、直ぐに茶器が冷えてきます。茶器も、外気の影響を受けやすいからでしょう。
気温が低いときは、できるだけ長時間、温かさが保つように工夫することも必要だと思います。
■直ぐに冷めては、温め方不足。
茶器が冷めている時点で、美味しさは半減します。
- 冷めた急須で淹れても、美味しく仕上がりません。
- 冷めたカップに注いだら、せっかくのお茶が台無しです。
- 最初だけアツアツでも、温め方不足です。
気温が低いと、最後のほうに飲むお茶は、冷え切ってしまします。外気の影響を受けて、直ぐに冷めてしまいます。
私は数か月前に、雪国に引っ越してきました。
寒い冬は、何故か直ぐにお茶が冷え切ってしまうのです。数分ももちませんでした。もちろん室内は、暖房をつけております。
そこで、茶器の温め方を見直しました。
すると、最後までアツアツの状態で味わうことができるようになりました。
■最後まで、しっかり温かさも味わおう!
最後まで温かいお茶を楽しむには、最初が肝心。
温め方の方法は、いくつかあるでしょう。
- 基本の温め方を、お湯を入れ替えながら2~3回繰り返す。
- 食器用のオーマーに常備しておく。
- 熱燗を温める感覚で、小鍋を使う。
短時間ですむ方法は、小鍋を使う方法でした。24時間完備のオーマーがあれば、それが一番です。
熱燗はなぜ冷めにくいのか?ここからヒントを得ました。昔は、沸騰した小鍋などのお湯の中に、お酒を入れた徳利をそのまま鍋の中に入れて、温めておりました。
この原理を利用して、茶器の芯まで温めてから、お茶の抽出に入ります。間髪入れずに蒸らし始めます。
その間は、湯呑やカップは継続して温めておきます。
ポイントは、茶器の芯まで温めて、直ぐに抽出に取りかかることです。
他にも方法はあると思います。工夫することで、いつも以上に美味しくなるものです。
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